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診療報酬

看護職員処遇改善評価料届

看護職員の処遇を改善するため、2022年10月の臨時の診療報酬改定により新設された項目です。次の医療機関が対象で、同評価料の算定額に相当する賃金改善の実施や、賃金改善の見込み額・取り組み状況などを地方厚生（支）局長に報告することなどが要件です。

【対象施設】

次のいずれかに該当する
1. ア）
  次の（イ）及び（ロ）のいずれにも該当する
  1. イ）
    救急医療管理加算の届出
  2. ロ）
    救急用の自動車又は救急医療用ヘリコプターによる搬送件数が年間200件以上
2. イ）
  救命救急センター、高度救命救急センター、小児救命救急センターを設置している医療機関

点数は165に区分され、1～145までは1点刻み、146は150点、147～165は10点刻みの設定となっています。

看護職員処遇改善評価料（1日につき）
看護職員処遇改善評価料1	1点

↓

看護職員処遇改善評価料145	145点
看護職員処遇改善評価料146	150点
看護職員処遇改善評価料147	160点

↓

看護職員処遇改善評価料165	340点

各医療機関がどの区分に該当するかは次の計算式で算出します。Cの値が「1.5未満」の場合は「1」を算定し、以降は「144」まで1.0刻みで区分が上がります。それ以降は「144.5以上147.5未満」が「145」、「147.5以上155.0未満」が「146」となり、「147」以降は10.0刻みとなって「335.0以上」は「165」を算定します。