診療録管理体制加算 （入院初日）
- 診療録管理体制加算1 100点
- 診療録管理体制加算2 30点
診療録管理部門や委員会の設置など、診療記録の適切な保管・管理体制を評価した加算で、施設基準に応じて「1」と「2」に区分されています。
今回の改定では、情報セキュリティ対策を踏まえた要件の見直しが行われたほか、医療情報の共有・連携の推進に向けて、標準規格に準拠した電子カルテ等の普及を促すための要件の見直しが実施されています。
【新たに追加された施設基準（「1」「2」共通）】
- 許可病床数が400床以上の医療機関は、ガイドラインに基づき、専任の医療情報システム安全管理責任者を配置する。また、当該責任者は、職員を対象として年1回程度、定期的に必要な情報セキュリティに関する研修を行っている。さらに、非常時に備えた医療情報システムのバックアップ体制を確保することが望ましい。ただし、許可病床400床以上で、2022年3月末時点において当該加算の届出を行っている医療機関は、2023年3月末までの間、当該基準を満たしているものとみなす
- 毎年7月において、標準規格の導入に係る取り組み状況や医療情報システムのバックアップ体制の確保状況等について、所定の様式により届け出る
