検査
検査料は、尿・糞便・血液・その他人体から排出又は採取した検体を検査する「検体検査」、超音波や内視鏡などにより患者の身体機能や症状について検査する「生体検査」、患者の体液や臓器の一部を穿刺・採取する「診断穿刺・検体採取」、さらにそれぞれの検査結果の「判断料」などにより構成されています。
【今回の改定における検査の主な改定内容】
- 実勢価格を踏まえた検体検査料の見直し
- がんゲノムプロファイリング検査の評価の見直し
- 小児食物アレルギー負荷検査の対象患者・算定回数の見直し
- 難病患者関連の検査の見直し
✓遺伝学的検査の対象に指定難病(53疾患)を追加✓検体検査判断料の遺伝カウンセリング加算に、情報通信機器を用いた「遠隔連携遺伝カウンセリングを行う場合」(1,000点)を新設✓HTLV-1核酸検出の要件及び生体移植時における臓器等提供者に係る感染症検査の扱いの見直し―等 - 新規技術の保険適用
✓関節液検査(50点)、ビデオヘッドインパルス検査(300点)、超音波減衰法検査(200点)―等 - 新規体外診断用医薬品に係る検査料の新設
✓サイトメガロウイルス核酸定量(450点)、RAS遺伝子検査(血漿)(7,500点)、SCCA2(300点)