DPCはやわかりマニュアル

参考資料①

投与患者がDPC対象外となる薬剤と該当疾患コード

  薬剤名 適応症 該当する疾患コード
1 セトロレリクス酢酸塩 調節卵巣刺激下における早発排卵の防止
120250
生殖・月経周期に関連する病態
2 タダラフィル 勃起不全(満足な性行為を行うに十分な勃起とその維持ができない患者)
保険適用の対象として想定されるのは、勃起不全による男性不妊のみ
11022x
男性生殖器疾患
3 ガニレリクス酢酸塩 調節卵巣刺激下における早発排卵の防止
120250
生殖・月経周期に関連する病態
4 ソマプシタン(遺伝子組換え) 成人成長ホルモン分泌不全症(重症に限る)
100250
下垂体機能低下症
5 ホリトロピン デルタ
(遺伝子組換え)
生殖補助医療における調節卵巣刺激
120250
生殖・月経周期に関連する病態
6 ウパダシチニブ水和物 既存治療で効果不十分な関節症性乾癬
080140
炎症性角化症
既存治療で効果不十分なアトピー性皮膚炎
080050
湿疹、皮膚炎群
7 インコボツリヌストキシンA 下肢痙縮 全ての診断群分類番号
8 フィルグラスチム
(遺伝子組換え)
神経芽腫に対するジヌツキシマブ(遺伝子組換え)の抗腫瘍効果の増強
02001x
角膜・眼及び付属器の悪性腫瘍
03001x
頭頸部悪性腫瘍
040010
縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍
060030
小腸の悪性腫瘍、腹膜の悪性腫瘍
070030
脊椎・脊髄腫瘍
100180
副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍
180050
その他の悪性腫瘍
再発又は難治性の急性骨髄性白血病に対する抗悪性腫瘍剤との併用療法
130010
急性白血病
9 テセロイキン(遺伝子組換え) 神経芽腫に対するジヌツキシマブ(遺伝子組換え)の抗腫瘍効果の増強
02001x
角膜・眼及び付属器の悪性腫瘍
03001x
頭頸部悪性腫瘍
040010
縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍
060030
小腸の悪性腫瘍、腹膜の悪性腫瘍
070030
脊椎・脊髄腫瘍
100180
副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍
180050
その他の悪性腫瘍
10 タゼメトスタット臭化水素酸塩 再発又は難治性のEZH2遺伝子変異陽性の濾胞性リンパ腫(標準的な治療が困難な場合に限る)
130030
非ホジキンリンパ腫
11 ツシジノスタット 再発又は難治性の成人T細胞白血病リンパ腫
130030
非ホジキンリンパ腫
再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫
130030
非ホジキンリンパ腫
12 フレマネズマブ
(遺伝子組換え)
片頭痛発作の発症抑制
010240
片頭痛、頭痛症候群(その他)
13 エレヌマブ(遺伝子組換え) 片頭痛発作の発症抑制
010240
片頭痛、頭痛症候群(その他)
14 テデュグルチド
(遺伝子組換え)
短腸症候群
060570
その他の消化管の障害
15 L-リシン塩酸塩、
L-アルギニン塩酸塩
ルテチウムオキソドトレオチド(177Lu)による腎被曝の低減
040040
肺の悪性腫瘍
060010
食道の悪性腫瘍(頸部を含む)
060020
胃の悪性腫瘍
060030
小腸の悪性腫瘍、腹膜の悪性腫瘍
060035
結腸(虫垂を含む)の悪性腫瘍
060040
直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍
06007x
膵臓、脾臓の腫瘍
100190
褐色細胞腫、パラガングリオーマ
110080
前立腺の悪性腫瘍
180050
その他の悪性腫瘍
16 ギボシランナトリウム 急性肝性ポルフィリン症
100300
代謝性疾患(糖尿病を除く)
17 ルテチウムオキソドトレオチド
177Lu)
ソマトスタチン受容体陽性の神経内分泌腫瘍
040040
肺の悪性腫瘍
060010
食道の悪性腫瘍(頸部を含む)
060020
胃の悪性腫瘍
060030
小腸の悪性腫瘍、腹膜の悪性腫瘍
060035
結腸(虫垂を含む)の悪性腫瘍
060040
直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍
06007x
膵臓、脾臓の腫瘍
100190
褐色細胞腫、パラガングリオーマ
110080
前立腺の悪性腫瘍
180050
その他の悪性腫瘍
18 ジヌツキシマブ
(遺伝子組換え)
大量化学療法後の神経芽腫
02001x
角膜・眼及び付属器の悪性腫瘍
03001x
頭頸部悪性腫瘍
040010
縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍
060030
小腸の悪性腫瘍、腹膜の悪性腫瘍
070030
脊椎・脊髄腫瘍
100180
副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍
180050
その他の悪性腫瘍
19 レレバクタム水和物/
イミペネム水和物/
シラスタチンナトリウム
<適応菌種>
本剤に感性の大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、緑膿菌、アシネトバクター属
ただし、カルバペネム系抗菌薬に耐性を示す菌株に限る
<適応症>
各種感染症
全ての診断群分類番号
20 ボルテゾミブ 全身性ALアミロイドーシス
100370
アミロイドーシス
21 ダラツムマブ(遺伝子組換え)/
ボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)
全身性ALアミロイドーシス
100370
アミロイドーシス
22 デキサメタゾン 全身性ALアミロイドーシス
100370
アミロイドーシス
23 シクロホスファミド水和物 全身性ALアミロイドーシス
100370
アミロイドーシス
24 シロリムス 難治性リンパ管疾患〔リンパ管腫(リンパ管奇形)、リンパ管腫症、ゴーハム病、リンパ管拡張症〕
020250
結膜の障害
070430
神経異栄養症、骨成長障害、骨障害(その他)
070520
リンパ節、リンパ管の疾患
070590
血管腫、リンパ管腫
14031x
先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く)
25 ポサコナゾール
(注射薬に限る)
侵襲性アスペルギルス症の治療
040151
呼吸器のアスペルギルス症
180035
その他の真菌感染症
26 タファミジス トランスサイレチン型心アミロイドーシス(野生型及び変異型)
100370
アミロイドーシス
27 セルペルカチニブ RET融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん
040040
肺の悪性腫瘍
RET融合遺伝子陽性の根治切除不能な甲状腺がん、RET遺伝子変異陽性の根治切除不能な甲状腺髄様がん
100020
甲状腺の悪性腫瘍
28 アブロシチニブ 既存治療で効果不十分なアトピー性皮膚炎
080050
湿疹、皮膚炎群
29 アバルグルコシダーゼ アルファ
(遺伝子組換え)
ポンぺ病
100300
代謝性疾患(糖尿病を除く)
30 エンホルツマブ ベドチン
(遺伝子組換え)
がん化学療法後に増悪した根治切除不能な尿路上皮がん
110060
腎盂・尿管の悪性腫瘍
110070
膀胱腫瘍
31 3-ヨードベンジルグアニジン(131I) MIBG集積陽性の治癒切除不能な褐色細胞腫・パラガングリオーマ
100030
内分泌腺及び関連組織の腫瘍
100180
副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍
100190
褐色細胞腫、パラガングリオーマ
32 ダルバドストロセル 非活動期又は軽症の活動期クローン病患者における複雑痔瘻の治療。ただし、少なくとも1つの既存治療薬による治療を行っても効果が不十分な場合に限る
060180
クローン病等
33 トラスツズマブ
(遺伝子組換え)
HER2陽性の根治切除不能な進行・再発の唾液腺がん
03001x
頭頸部悪性腫瘍
34 ホリナートカルシウム 葉酸代謝拮抗剤の毒性軽減
130030
非ホジキンリンパ腫
35 ニボルマブ(遺伝子組換え) 食道がんにおける術後補助療法
060010
食道の悪性腫瘍(頸部を含む)
原発不明がん
180050
その他の悪性腫瘍
36 ロルラチニブ ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん
040040
肺の悪性腫瘍
37 リツキシマブ(遺伝子組換え) 難治性の尋常性天疱瘡及び落葉状天疱瘡
080110
水疱症
38 アベマシクリブ ホルモン受容体陽性かつHER2陰性で再発高リスクの乳がんにおける術後薬物療法
090010
乳房の悪性腫瘍
39 ペムブロリズマブ
(遺伝子組換え)
がん化学療法後に増悪した高い腫瘍遺伝子変異量(TMB-High)を有する進行・再発の固形がん(標準的な治療が困難な場合に限る)
080006
皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)
40 ブセレリン酢酸塩 生殖補助医療における卵胞成熟
120250
生殖・月経周期に関連する病態
41 レノグラスチム
(遺伝子組換え)
再発又は難治性の急性骨髄性白血病に対する抗悪性腫瘍剤との併用療法
130010
急性白血病
42 フルダラビンリン酸エステル 再発又は難治性の下記疾患
急性骨髄性白血病
130010
急性白血病
43 ソトラシブ がん化学療法後に増悪したKRAS G12C変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん
040040
肺の悪性腫瘍
44 クラゾセンタンナトリウム 脳動脈瘤によるくも膜下出血術後の脳血管攣縮、及びこれに伴う脳梗塞及び脳虚血症状の発症抑制
010020
くも膜下出血、破裂脳動脈瘤
010061
一過性脳虚血発作
45 ソムアトロゴン
(遺伝子組換え)
骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症
100250
下垂体機能低下症
46 エフガルチギモド アルファ
(遺伝子組換え)
全身型重症筋無力症(ステロイド剤又はステロイド剤以外の免疫抑制剤が十分に奏効しない場合に限る)
010130
重症筋無力症
47 イデカブタゲン ビクルユーセル
再発又は難治性の多発性骨髄腫。ただし、下記のいずれも満たす場合に限る
  • BCMA抗原を標的としたキメラ抗原受容体発現T細胞輸注療法の治療歴がない
  • 免疫調節薬、プロテアソーム阻害剤及び抗CD38モノクローナル抗体製剤を含む3つ以上の前治療歴を有し、かつ、直近の前治療に対して病勢進行が認められた又は治療後に再発
130040
多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物

注)該当する診断群分類番号については、厚生労働省の関係通知でご確認ください。

(2022年4月19日付厚生労働省通知を基に作成)

掲載している情報は、取材時もしくは掲載時のものです。

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