Q.サイトメガロウイルス(CMV)感染症に投与する場合のバリキサの投与期間は?
A.
初期治療は、CMV血症の陰性化が確認されるまで行いますが、21日間を超えるバリキサ投与の有効性及び安全性に関する情報は得られていないので、21日間を超える投与は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にご検討ください1)。
維持治療は、電子化された添付文書(電子添文)では投与期間の記載はありませんが、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ行うこととしており、不必要な長期投与は避けてください。維持治療中に症状が悪化した場合は、初期治療に戻る等考慮してください1)。
※バリキサをCMV感染症に対して使用する場合、後天性免疫不全症候群、臓器移植(造血幹細胞移植も含む)または悪性腫瘍におけるCMV感染症が適応です(電子添文 4. 効能又は効果)。
[管理番号:16047]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
「製品Q&A」は、医療関係者の皆様からよくご質問頂く事項をとりまとめたものです。
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