A.
徐脈、心ブロック、心原性ショックがある患者への投与について、電子化された添付文書には、以下の記載があります。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1 高度の徐脈(著しい洞性徐脈)、房室ブロック(Ⅱ、Ⅲ度)、洞房ブロック、洞不全症候群のある患者[症状を悪化させるおそれがある。]
2.3 心原性ショックのある患者[心機能が抑制され、症状を悪化させるおそれがある。]
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
〈効能共通〉
9.1.5 徐脈、房室ブロック(Ⅰ度)のある患者
心刺激伝導系を抑制し、症状を悪化させるおそれがある。
メインテートは心刺激伝導系のβ受容体を遮断し、心収縮力を抑制する作用があるため、徐脈や心ブロック、心原性ショックの症状を悪化させるおそれがあります1)2)。
参考資料: |
1) |
インタビューフォーム Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 2.禁忌内容とその理由 |
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2) |
インタビューフォーム Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 6.特定の背景を有する患者に関する注意 |
[管理番号:11077]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年11月 更新 ]