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糖尿病
日本人2型糖尿病治療において、GIP/GLP-1RAをどう活用するか/チルゼパチドの登場が変化をもたらした糖尿病治療~地域連携の未来は~
【ライブ配信】 2025年6月12日(木) 18:30 ~ 19:30
講演① 日本人2型糖尿病治療において、GIP/GLP-1RAをどう活用するか
【座長】
旭川赤十字病院 副院長/糖尿病・内分泌内科 部長
安孫子 亜津子 先生
【演者】
旭川医科大学内科学講座 内分泌・代謝・膠原病内科学分野 教授
野本 博司 先生
糖尿病治療の目標は、血糖、血圧、脂質代謝の良好なコントロール状態を維持することである。特に血糖管理に関しては、HbA1cを1%低下させることで、糖尿病関連の合併症リスクが低減することが示されている。具体的には、糖尿病関連の複合エンドポイントや細小血管エンドポイント、心筋梗塞リスクが低減する。また、早期のHbA1c低下が総死亡や心筋梗塞リスクにも影響を与えることが分かっており、さらに、糖尿病診断後の期間ごとの平均HbA1c値が細小血管症や大血管障害のリスクに影響を与えることも示されている。
本講演では、糖尿病治療におけるこれらの最新の知見と、GIP/GLP-1RAの日本人2型糖尿病治療への期待について臨床研究を含め情報を共有したい。
講演② チルゼパチドの登場が変化をもたらした糖尿病治療
~地域連携の未来は~
【座長】
旭川医科大学内科学講座 内分泌・代謝・膠原病内科学分野 教授
野本 博司 先生
【演者】
旭川赤十字病院 副院長/糖尿病・内分泌内科 部長
安孫子 亜津子 先生
2型糖尿病治療において早期の治療介入が糖尿病の自然歴を変えることができ、また、昨今の糖尿病治療薬の進歩から、低血糖のリスクをできる限り抑えながら、厳格な血糖管理が可能になってきている。それに伴い、2型糖尿病の寛解という言葉もしばしば聞かれるようになってきた。
本会のテーマであるチルゼパチドは週1回投与の持続性GIP/GLP-1受容体作動薬であり、その構造と作用持続の機序について解説しながら、臨床試験の結果と共に当院の使用経験を解説する。また、チルゼパチドを用いながら、地域の医療機関との連携のあり方ついても本会を通じて一緒に考えたい。
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