Q.アシドーシスがある患者へのメインテートの投与は?
A.
アシドーシスがある患者への投与について、電子化された添付文書には、以下の記載があります。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.2 糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシスのある患者[アシドーシスに基づく心収縮力の抑制を増強させるおそれがある。]
血液のpH低下により、生体でのカテコールアミン反応性が低下し、心収縮力の抑制等の心血管系に対する直接作用がみられるようになります。このような患者にメインテートを投与すると、心収縮力の抑制が増強されるおそれがあります1)。
参考資料: |
1) |
インタビューフォーム Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 2.禁忌内容とその理由 |
[管理番号:11073]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年11月 更新 ]
「製品Q&A」は、医療関係者の皆様からよくご質問頂く事項をとりまとめたものです。
製品の適正使用に関する参考情報であり、すべての事例にあてはまるものではございません。
そのため、本Q&Aの利用に伴って生じた結果につきましては責任を負いかねますのでご了承ください。
その他のお問い合わせは、弊社くすり相談センターまたは担当MRにいただきますようお願いします。