Q.透析患者へのカナリアの投与は?
A.
電子化された添付文書の「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」の項に、「透析中の末期腎不全患者:投与しないこと。カナグリフロジン水和物の効果が期待できない。」と記載されています。
有効成分のひとつのカナグリフロジンは、SGLT2阻害作用により腎臓でのグルコース再吸収を抑制し、血中に過剰に存在するグルコースの尿中排泄を促進することにより、HbA1c等を改善する作用を持ちます。
作用機序の面から、透析患者では効果が期待できないため、投与しないでください1)。
参考資料: |
1) |
インタビューフォーム/Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目/6.特定の背景を有する患者に関する注意 |
[管理番号:14142]
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