Q.生後4週目以降に行った尿中サイトメガロウイルス(CMV)核酸検査で陽性反応があった場合、バリキサドライシロップを投与することはできますか?
A.
先天性CMV感染症の診断には、生後3週間以内の新生児の尿が用いられます。生後4週目以降の尿を用いたCMV核酸検査では、後天性CMV感染症との区別が困難になります1)。
後天性CMV感染症に対する投与はバリキサドライシロップの適応外です。
効能又は効果について、電子化された添付文書には、以下の記載があります。
〈製剤共通〉
〇下記におけるサイトメガロウイルス感染症
〇後天性免疫不全症候群
〇臓器移植(造血幹細胞移植も含む)
〇悪性腫瘍
〇臓器移植(造血幹細胞移植を除く)におけるサイトメガロウイルス感染症の発症抑制
〈ドライシロップ〉
〇 症候性先天性サイトメガロウイルス感染症
参考資料: |
1) |
国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)成育疾患克服等総合研究事業:サイトメガロウイルス妊娠管理マニュアル 第3版(2024年) |
[管理番号:17188]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年9月 更新 ]
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