Q.バリキサドライシロップを、調製(溶解)前に必要分だけ量りとってもよいですか?
A.
バリキサドライシロップ5000mgは、「1瓶(12.0g)に精製水91mLを加えて調製した溶液」を患者に交付する製剤ですので、調製前に必要分だけ量りとることは避けてください。
また、調剤者や服用にあたる保護者に対する不要な曝露を避けるように工夫された製剤ですので、必ず、電子化された添付文書に記載の方法(下記)で使用してください。
14. 適用上の注意
14.1 薬剤調製時の注意
〈ドライシロップ〉
14.1.2 本剤は催奇形性及び発がん性のおそれがあるので、皮膚や粘膜に直接触れないようにすること。もし、触れた場合は石鹸と水で十分に洗浄し、眼に入った場合も水で十分に洗浄すること。
14.1.3 溶液を調製してから患者へ交付すること。
14.1.4 溶液を調製する際は、キャップを外した後、91mLの精製水を瓶に添加し、キャップで施栓する。瓶内の粉末が溶解するまで、よく振り混ぜる。
弊社では、以下の資材を作成しております。
医療関係者向け情報サイト(製品・安全性>製品一覧>
バリキサ)に掲載していますので、ぜひご活用ください。
・ドライシロップ 調製の手順「薬剤師の先生方へ:バリキサドライシロップ5000mgの調製の手順」
[管理番号:15175]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年9月 更新 ]
「製品Q&A」は、医療関係者の皆様からよくご質問頂く事項をとりまとめたものです。
製品の適正使用に関する参考情報であり、すべての事例にあてはまるものではございません。
そのため、本Q&Aの利用に伴って生じた結果につきましては責任を負いかねますのでご了承ください。
その他のお問い合わせは、弊社くすり相談センターまたは担当MRにいただきますようお願いします。