A.
重大な副作用は以下のとおりです1)。観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止する等、適切な処置を行ってください。
なお、最新情報につきましては、電子化された添付文書(電子添文)をご確認ください。
11.1.1 Infusion reaction(12.0%)
頭痛、悪心、傾眠、呼吸困難、発熱、筋肉痛、発疹等があらわれることがある。臨床試験において、infusion reactionは初回投与時に多く認められたが、2回目投与以降の投与時にも認められている。異常が認められた場合には投与中断、中止、投与速度を緩める等の対応を行い、適切な処置を行うこと。また、重度のinfusion reactionがあらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
11.1.2 感染症(12.4%)
細菌、真菌、あるいはウイルスによる感染症(肺炎等)があらわれることがあるので、本剤の治療期間中及び治療終了後は患者の状態を十分に観察すること。
11.1.3 進行性多巣性白質脳症(PML)(頻度不明)
本剤の治療期間中及び治療終了後は患者の状態を十分に観察すること。意識障害、認知機能障害、麻痺症状(片麻痺、四肢麻痺)、構音障害、失語等の症状があらわれた場合には、MRIによる画像診断及び脳脊髄液検査を行うとともに、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
Infusion reactionについては電子添文の「7. 用法及び用量に関連する注意」、感染症については電子添文の「1. 警告」「8. 重要な基本的注意」および「9. 特定の背景を有する患者に関する注意」においても注意喚起しています。
[管理番号:16254]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年2月 更新 ]