ユプリズナQ&A

Q.ユプリズナの作用機序は?

A.
視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)は、抗AQP4抗体という自己抗体が中枢神経系(脳、脊髄、視神経)の神経細胞を支えているアストロサイトという細胞を攻撃することで発症する自己免疫疾患です。抗AQP4抗体は、形質芽細胞、形質細胞などのB細胞の異常により産生されます1-3)

ユプリズナは、抗アクアポリン4抗体を産生する形質芽細胞や形質細胞を含むB細胞の特異的表面抗原であるCD19タンパク質に、高い親和性をもつヒト化抗CD19モノクローナル抗体です。抗アクアポリン4抗体を産生する形質芽細胞や形質細胞を含むB細胞表面のヒトCD19に特異的に結合し、抗体依存性細胞傷害(ADCC)活性によりCD19陽性B細胞を減少させます4)


(図は総合製品情報概要より抜粋)
 
参考資料: 1) Wingerchuk DM, et al.: LANCET NEUROLOGY/6/9/00805~00815/2007
2) Jarius S, et al. :NATURE REVIEWS NEUROLOGY/6/7/00383~00392/2010
3) Bennett JL, et al. :NEUROLOGY NEUROIMMUNOLOGY AND NEUROINFLAMMATION/2/3/00001~00011/2015
4) インタビューフォーム Ⅵ.薬効薬理に関する項目 2.薬理作用

[管理番号:16240]

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