Q.テネリアの作用機序は?
A.
インクレチンのひとつであるGLP-1は、食物摂取に伴い消化管から分泌されるホルモンで、膵臓に到達した活性型GLP-1は、血糖値上昇に応じてインスリン分泌を促進し、グルカゴン分泌を抑制します。活性型GLP-1は、DPP-4により速やかに分解・不活化されます。
テネリアは、DPP-4活性の阻害により活性型GLP-1の分解を抑制し、その血中濃度を増加させることにより血糖低下作用を発揮します
1)-4)。
(図は総合製品情報概要より抜粋)
参考資料: |
1) |
Kreymann B, et al. : LANCET/330/8571/01300~01304/1987 |
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2) |
Fukuda Tsuru S, et al. : EUROPEAN JOURNAL OF PHARMACOLOGY/696/1,2,3/00194~00202/2012 |
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3) |
テネリア錠20mg in vitro 薬理作用(社内資料) |
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4) |
テネリア錠20mg in vivo 薬理作用(社内資料) |
[管理番号:9935]
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[ 2024年11月 更新 ]
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