A.
重大な副作用は以下の通りです。
なお、最新情報につきましては、電子化された添付文書をご確認ください。
1.低血糖(1.1~8.9%)
低血糖があらわれることがあります。特に、インスリン製剤又はスルホニルウレア剤との併用で重篤な低血糖症状があらわれ、意識消失を来たす例も報告されています。低血糖症状が認められた場合には、糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行ってください。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用時にはブドウ糖を投与してください1)。
〔主な自覚症状〕お腹がすく、冷汗が出る、血の気が引く、疲れやすい、手足のふるえ、けいれん、意識の低下2)
2.腸閉塞(0.1%)
高度の便秘、腹部膨満、持続する腹痛、嘔吐等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行ってください1)。
〔主な自覚症状〕便やおならが出にくい、吐き気、嘔吐、お腹が張る、腹痛2)
3.肝機能障害(頻度不明)
AST、ALT の上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがあります1)。
〔主な自覚症状〕疲れやすい、体がだるい、力が入らない、吐き気、食欲不振2)
4.間質性肺炎(頻度不明)
咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には、速やかに胸部X 線、胸部CT、血清マーカー等の検査を実施してください。間質性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行ってください1)。
〔主な自覚症状〕咳、息切れ、息苦しい、発熱2)
5.類天疱瘡(頻度不明)水疱、びらん等があらわれた場合には、皮膚科医と相談し、投与を中止するなど適切な処置を行ってください1)。
〔主な自覚症状〕全身の皮膚に少し押した程度では破れない大小の水ぶくれ(水庖)が多発する、じんま疹の様な痒くて赤い発疹をともなうことがある、ごくまれに粘膜が癒着することがある2)
6. 急性膵炎(頻度不明)
持続的な激しい腹痛、嘔吐等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行ってください1)。
〔主な自覚症状〕吐き気、嘔吐、激しい上腹部の痛み、背中の痛み、お腹にあざができる、お腹が張る2)
参考資料: |
1) |
電子化された添付文書 |
|
2) |
患者向医薬品ガイド |
[管理番号:9853]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年11月 更新 ]