Q.妊娠中にステラーラ®を投与された患者から出生した新生児への生ワクチンの接種は?
A.
ステラーラ®の胎盤通過性について、カニクイザルでは胎児へ移行することが示されています1)。
生ワクチン接種に起因する感染症のリスクが懸念されるため、ステラーラ®等の生物学的製剤を妊娠中期以降に投与された患者の出生児では、出生6ヶ月後までは生ワクチンの接種を控えることが勧められています2)。
参考資料: |
1) |
社内資料 : ウステキヌマブ非臨床試験-毒性試験 |
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2) |
厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患政策研究事業「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」:IBD患者におけるワクチン接種 エキスパートコンセンサス(令和4年3月作成) p.49~51
http://www.ibdjapan.org/pdf/doc16.pdf |
[管理番号:17097]
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