A.
生ワクチンに起因する感染症発現のリスクを否定できないため、ステラーラ®投与中は水痘、麻疹、風疹、おたふくかぜ、BCGなどの生ワクチンの接種は行わないで下さい1)2)。
【参考】
■ステラーラ®投与後に生ワクチンを接種するまでの間隔
生ワクチンの接種は、免疫抑制療法の中止後3ヶ月を目安として接種が可能になるとされています3)。各生ワクチンと免疫抑制薬の相互作用については、各生ワクチンの電子化された添付文書もあわせてご参照ください。
■生ワクチン接種後にステラーラ®を投与するまでの間隔
生ワクチン接種後は、4週間以上あけた後にステラーラ®を投与して下さい2)。
【関連するQ&A】
17097:妊娠中にステラーラ®を投与された患者から出生した新生児への生ワクチンの接種は?
参考資料: |
1) |
電子化された添付文書 |
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2) |
適正使用ガイド(クローン病・潰瘍性大腸炎) p.7 |
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3) |
厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患政策研究事業「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」:IBD患者におけるワクチン接種 エキスパートコンセンサス(令和4年3月作成) p.30~31
http://www.ibdjapan.org/pdf/doc16.pdf |
[管理番号:17096]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年9月 更新 ]