Q.サアミオンの作用機序は?
A.
脳血管を選択的に拡張し脳血流を増加させると共に、血小板凝集抑制作用、赤血球変形能改善作用及びPAF産生能抑制作用等により血液流動性を改善し脳循環を改善します。また、脳内アセチルコリン系及びドパミン系の神経伝達機能を促進し、脳虚血時のグルコース、ATP及びピルビン酸等の各種脳エネルギー関連物質の代謝改善作用により脳代謝を改善します1)-8)。
参考資料: |
1) |
ニセルゴリンの血管平滑筋に対する作用特性(社内資料) |
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2) |
Moretti A, et al.:Proof of Therapeutical Effectiveness of Nootropic and Vasoactive Drugs (1985) p.103~110 |
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3) |
新富 敬一 他:日本薬理学雑誌/87/4/00427~00434/1986 |
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4) |
Moretti A, et al.:ARZNEIMITTEL-FORSCHUNG/29/8/01213~01223/1979 |
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5) |
Matsuoka Y, et al.:Basic, Clinical, and Therapeutic Aspects of Alzheimer's and Parkinson's Disease, Vol. 2 (1990) p.415~419 |
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6) |
葛谷 文男 他:薬理と治療/11/9/03627~03635/1983 |
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7) |
Nagakawa Y, et al.:ARZNEIMITTEL-FORSCHUNG/40/8/00862~00864/1990 |
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8) |
仲村 恒敬:医学のあゆみ/154/7/00447~00448/1990 |
[管理番号:10909]
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