Q.ルパフィンとエリスロマイシン以外のマクロライド系抗生剤との相互作用は?
A.
CYP3A4を阻害する薬剤は併用注意に該当します。ルパフィンと併用する薬剤がCYP3A4を阻害するかどうかについては各製品の電子化された添付文書(電子添文)等によってご確認ください。
ルパフィンの電子添文には、以下の記載があります。
10. 相互作用
10.2 併用注意(抜粋)
・CYP3A4阻害剤(エリスロマイシン、ケトコナゾール等)
【臨床症状・措置方法】併用により、本剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。
【機序・危険因子】CYP3A4阻害により本剤の代謝が阻害される。
なお、15員環マクロライド系のアジスロマイシンとの併用では、ルパタジンの体内動態に影響がないというデータがあります1)。
参考資料: |
1) |
健康被験者にルパタジン及びアジスロマイシンを併用したときの薬物動態及び安全性の評価【RPT063】(社内資料) |
[管理番号:14548]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2023年12月 更新 ]
「製品Q&A」は、医療関係者の皆様からよくご質問頂く事項をとりまとめたものです。
製品の適正使用に関する参考情報であり、すべての事例にあてはまるものではございません。
そのため、本Q&Aの利用に伴って生じた結果につきましては責任を負いかねますのでご了承ください。
その他のお問い合わせは、弊社くすり相談センターまたは担当MRにいただきますようお願いします。