レミケードQ&A

Q.腎機能障害患者・透析患者へのレミケードの投与は?

A.
電子化された添付文書(電子添文)上、特に注意喚起はされていません。

関節リウマチに使用する場合は「メトトレキサート製剤による治療に併用して用いること。」と電子添文に規定されていますが、メトトレキサート製剤は腎障害のある患者では禁忌です1)

レミケードのクローン病の海外臨床試験で単回持続静脈内投与(5~20mg/kg) したとき、腎機能の指標と薬物動態パラメータの間に明確な相関は認められませんでした2)

電子化された添付文書には、以下の記載があります。
6.用法及び用量
<関節リウマチのみ抜粋>
通常、インフリキシマブ(遺伝子組換え)として、体重1kg当たり3mgを1回の投与量とし点滴静注する。初回投与後、2週、6週に投与し、以後8週間の間隔で投与を行うこと。なお、6週の投与以後、効果不十分又は効果が減弱した場合には、投与量の増量や投与間隔の短縮が可能である。これらの投与量の増量や投与間隔の短縮は段階的に行う。1回の体重1kg当たりの投与量の上限は、8週間の間隔であれば10mg、投与間隔を短縮した場合であれば6mgとする。また、最短の投与間隔は4週間とする。本剤は、メトトレキサート製剤による治療に併用して用いること。
参考資料: 1) メトトレキサート錠2mg「タナベ」電子化された添付文書
2) 申請資料概要(2002年01月17日)

[管理番号:8731]

※電子添文はこちらよりご覧いただけます

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