Q.レミケードを溶解あるいは希釈する際には何を用いればよいですか?
A.
レミケードは、日局注射用水あるいは日局生理食塩液で溶解した後、日局生理食塩液で希釈してご使用ください。
電子化された添付文書には、以下の記載があります。
14. 適用上の注意
14.1 薬剤調製時の注意
14.1.1 溶解方法
(1) ゴム栓をエタノール綿等で清拭した後、21-Gあるいはさらに細い注射針を用いて、1バイアル当たり10mLの日局注射用水(日局生理食塩液も使用可)を静かに注入すること。その際に陰圧状態でないバイアルは使用しないこと。
14.1.2 希釈方法
患者の体重当たりで計算した必要量を成人は約250mL、体重が25kg未満の小児は約50mL、25kg以上の小児は約100mLの日局生理食塩液に希釈すること。体重が100kgを超える患者に投与する場合には、希釈後のインフリキシマブ濃度が4mg/mLを超えないよう、日局生理食塩液の量を調整すること。ブドウ糖注射液等を含め日局生理食塩液以外の注射液は用いないこと。日局生理食塩液で希釈する際は、溶解液を緩徐に注入し、混和の際も静かに行うこと。希釈後のインフリキシマブ濃度は、0.4~4mg/mLとすること。
[管理番号:11153]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年10月 更新 ]
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