A.
付属の経口投与用シリンジ以外を使って服用することはお勧めできません。付属の経口投与用シリンジは1日投与量を正確に抜き取ることができるように設計されており、異なるシリンジを使用した場合、ボトルから規定回数分を抜き取ることができない可能性があります。
また、ボトルから別の容器に移し替えて服用することもしないでください。粘性のある薬液が別容器に付着することで1日投与量が正確に服用できない可能性があります。さらに、秤量時に生じる誤差のため規定回数分を抜き取ることができない可能性があります。
電子化された添付文書 14. 適用上の注意には、以下の記載があります。
14.1.1 服用時
・付属の経口投与用シリンジを用いて量り取ること。
・使用前にボトルを振とうし、ボトルの底に固着物の付着がないことを確認してから薬剤を抜き取ること。ボトルの底に固着物の付着が認められた場合、薬液が完全に混ざるまで振とうを繰り返すこと。
・経口投与時は付属の経口投与用シリンジから直接投与し、他の容器に移し替えて投与しないこと。
・経口投与が困難な場合、経鼻胃管又は胃瘻チューブを用いて経管投与することもできる。投与後は、30mL以上の水を流してチューブに付着している薬剤残液を投与すること。
[管理番号:17014]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます