Q.心不全患者へのメインテートの投与は?
A.
心不全患者への投与について、電子化された添付文書には、以下の記載があります。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.4 肺高血圧による右心不全のある患者[心機能が抑制され、症状を悪化させるおそれがある。]
2.5 強心薬又は血管拡張薬を静脈内投与する必要のある心不全患者[心収縮力抑制作用により、心不全が悪化するおそれがある。]
2.6 非代償性の心不全患者[心収縮力抑制作用により、心不全が悪化するおそれがある。]
一方で、メインテートは虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全(アンジオテンシン変換酵素阻害薬又はアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬、利尿薬、ジギタリス製剤等の基礎治療を受けている患者)に対する効能を有しています。本効能で使用する際は、1日1回0.625mgまたは更に低用量から開始し、忍容性をもとに患者ごとに維持量を設定して下さい1)。
[管理番号:11076]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年11月 更新 ]
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