Q.イムセラの投与にあたり眼科医との連携が必要な理由は?
A.
黄斑浮腫等の重篤な眼疾患が発現することがあるため、無症状であっても眼科学的検査が必要であることから、イムセラを投与する際には眼科医と連携をとって頂く必要があります1)。
イムセラの臨床試験における「眼科学的検査」の内容は、以下の通りでした2)。
・眼科病歴
・矯正視力
・散瞳眼底検査(散瞳薬を点眼して瞳孔を広げ、瞳孔の奥にある眼底、網膜、視神経、血管などを調べる検査)
・光干渉断層計(OCT)検査による中心窩網膜厚測定(OCT検査は、近赤外線を眼底にあてることで、網膜の断面像を得ることのできる検査法。患者自身にはほとんど負担がなく、黄斑浮腫や加齢黄斑変性症などの診断に用いられている)
参考資料: |
1) |
インタビューフォーム Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 1.警告内容とその理由 |
|
2) |
適正使用ガイド 3.注意すべき副作用とその対策 黄斑浮腫 |
[管理番号:9240]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年11月 更新 ]
「製品Q&A」は、医療関係者の皆様からよくご質問頂く事項をとりまとめたものです。
製品の適正使用に関する参考情報であり、すべての事例にあてはまるものではございません。
そのため、本Q&Aの利用に伴って生じた結果につきましては責任を負いかねますのでご了承ください。
その他のお問い合わせは、弊社くすり相談センターまたは担当MRにいただきますようお願いします。