ヘルベッサーQ&A

Q.ヘルベッサーの過量投与時の症状と処置は?

A.
過量投与により、徐脈、完全房室ブロック、心不全、低血圧等があらわれることがあります。
過量投与の場合は、本剤の投与を中止し、下記等の適切な処置を行ってください1)

1.必要に応じて胃洗浄等により薬剤の除去を行う(経口投与)。
2.徐脈、完全房室ブロック:アトロピン硫酸塩水和物、イソプレナリン等の投与や心臓ペーシングを適用する。
3.心不全、低血圧:強心剤、昇圧剤、輸液等の投与や補助循環を適用する。

<参考>
・海外及び国内においてジルチアゼム製剤(経口投与)の過量投与の例が、数例報告されています2)-4)
・血漿蛋白結合率:約60~75%(血漿中濃度約180~540ng/mL、ヒト、in vitro)5)
参考資料: 1) インタビューフォーム Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 13.過量投与
2) Christensen C, et al.:Ugeskr. Læger/148/45/02929~02929/1986
3) Rey JL, et al.:Presse Med./12/30/01873~01874/1983
4) 山口 修 他:ICU と CCU/10/00095~00098/1986
5) 塩酸ジルチアゼムの蛋白結合(社内資料)

[管理番号:6580]

※電子添文はこちらよりご覧いただけます

このQ&Aは参考になりましたか?

「製品Q&A」は、医療関係者の皆様からよくご質問頂く事項をとりまとめたものです。
製品の適正使用に関する参考情報であり、すべての事例にあてはまるものではございません。
そのため、本Q&Aの利用に伴って生じた結果につきましては責任を負いかねますのでご了承ください。
その他のお問い合わせは、弊社くすり相談センターまたは担当MRにいただきますようお願いします。

ヘルベッサーQ&A一覧へ

製品Q&Aへ

くすり相談センターお問い合わせ(受付時間 9時~17時30分 土日・祝日・弊社休日を除く) 0120-753-280 0120-753-280

HOME の中の 製品情報 の中の ヘルベッサー の中の Q&A の中の ヘルベッサーの過量投与時の症状と処置は?

ID・パスワードを
お忘れの方はこちら