ジスバルQ&A

Q.ジスバルの作用機序は?

A.
遅発性ジスキネジア(TD)の病態生理に関する詳細は不明ですが、脳内線条体におけるシナプス後のドパミン(DA)過感受性等が考えられています。バルベナジン及びその活性代謝物である[+]-α-ジヒドロテトラベナジン([+]-α-DHTBZ)(NBI-98782)は、中枢神経系の前シナプスにおいて、モノアミン(DA等)の貯蔵及び遊離のために、細胞質からシナプス小胞へのモノアミンの取込みを制御している小胞モノアミントランスポーター2(VMAT2)を選択的に阻害します。その結果、遅発性ジスキネジアに対する治療効果を発揮すると考えられています1)


(図は総合製品情報概要より抜粋)
 
参考資料: 1) インタビューフォーム Ⅵ.薬効薬理に関する項目 2.薬理作用

[管理番号:16647]

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