Q.ジスバルによるうつ病及び自殺のリスクは?
A.
ジスバルとの関連性は明確ではありませんが、因果関係を否定できない重篤なうつ病及び自殺関連有害事象が報告されています1)。
ドパミン、セロトニン及びノルエピネフリンなどのモノアミン遊離量の減少作用を有するジスバルの投与により、うつ病及び自殺に関連する有害事象を引き起こす可能性を否定できないことから、うつ病及び自殺は重要な潜在的リスクとしています1)。
うつ病・うつ状態の発現又は悪化、及び自殺念慮・自殺企図のリスクについて、患者及びその家族等に十分説明を行い、ジスバル投与後は患者の観察を慎重に行ってください。うつ症状の悪化や自殺念慮の兆候が認められた場合は、速やかに担当の医師、薬剤師に連絡するよう、患者及びその家族に指導してください1)。
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[ 2023年11月 更新 ]
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