Q.デノシンを溶解した後のバイアル内の残液の使用は可能ですか?
A.
電子化された添付文書(電子添文)に溶解後の残液使用の可否について記載はありません。
以下を参考に、患者の状態(免疫抑制状態等)に応じて、医療機関でご判断いただきますようお願いします。
■安定性
バイアル内にて溶解(50mg/mL)した後室温で保存した結果、注射用水では溶解後48時間、生理食塩液※では溶解後24時間、純度及びpHの変化は認められませんでした1)。
※電子添文に記載されている溶解液は「注射用水」です。
■微生物汚染
検討したデータはありません。
参考資料: |
1) |
インタビューフォーム Ⅳ.製剤に関する項目 7.調製法及び溶解後の安定性 |
[管理番号:10425]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年3月 更新 ]
「製品Q&A」は、医療関係者の皆様からよくご質問頂く事項をとりまとめたものです。
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