デノシンQ&A

Q.小児へのデノシンの投与は? 

A.
小児への投与について、電子化された添付文書(電子添文) には、以下の記載があります。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.7 小児等
長期投与による発がん性及び生殖毒性の可能性があることを慎重に考慮し、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

用法及び用量は年齢により区別されておりません。
6. 用法及び用量(抜粋)
初期治療は、通常、ガンシクロビルとして1回体重1kg当たり5mgを1日2回、12時間毎に1時間以上かけて、点滴静注する。維持治療は、後天性免疫不全症候群の患者又は免疫抑制剤投与中の患者で、再発の可能性が高い場合は必要に応じ維持治療に移行することとし、通常、体重1kg当たり1日6mgを週に5日又は1日5mgを週に7日、1時間以上かけて点滴静注する。
維持治療中又は投与終了後、サイトメガロウイルス感染症の再発が認められる患者においては必要に応じて再投与として初期治療の用法・用量にて投与することができる。
なお、腎機能障害のある患者に対しては、腎機能障害の程度に応じて適宜減量する。

なお、デノシンの効能又は効果は、後天性免疫不全症候群、臓器移植、悪性腫瘍におけるサイトメガロウイルス(CMV)感染症です。先天性もしくは新生児CMV感染症は効能又は効果とはしていません。

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[管理番号:10421]

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[ 2024年3月 更新 ]

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