Q.妊婦へのインフルエンザワクチンの接種を避ける方が良い時期はありますか？
A.
妊娠初期は自然流産の可能性が高い時期であるため、接種は避ける方が良いという考え方があります1)。
一方、米国においては、妊婦ではインフルエンザの重症化や合併症のリスクが高いことから妊婦へのインフルエンザワクチンの接種が推奨されており、妊娠期間に関係なく不活化インフルエンザワクチンを接種できるとされています2)。
予防接種の有益性および危険性を評価した上でご判断ください。
| 参考資料： |
1) |
一般社団法人日本ワクチン産業協会：予防接種に関するQ&A集2023 p.60 Q16 |
|
2) |
Centers for Disease Control and Prevention：Influenza ACIP Vaccine Recommendations
https://www.cdc.gov/vaccines/hcp/acip-recs/vacc-specific/flu.html |
［管理番号：14624］
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
「製品Ｑ＆Ａ」は、医療関係者の皆様からよくご質問頂く事項をとりまとめたものです。
製品の適正使用に関する参考情報であり、すべての事例にあてはまるものではございません。
そのため、本Ｑ＆Ａの利用に伴って生じた結果につきましては責任を負いかねますのでご了承ください。
その他のお問い合わせは、弊社くすり相談センターまたは担当MRにいただきますようお願いします。
