Q.バフセオの用量別のHb上昇の程度は?
A.
■保存期慢性腎臓病を対象とした国内第Ⅱ相試験(CI-0021試験)
Hb値の投与前平均値(スクリーニング時およびベースライン時の2つのHbの平均値)から6週後までの平均変化量の群間差*は、バフセオ150mg群、300mg群、600mg群でそれぞれ0.90g/dL、1.59g/dL、2.09g/dLであり、いずれもプラセボ群に対して統計学的に有意なHb値の上昇を認めました[それぞれp=0. 0045、p<0. 0001、p<0. 0001、p値:vs.プラセボ群、ANCOVA(共変量:投与群および投与前平均Hb値)]1)。
■血液透析患者を対象とした国内第Ⅱ相試験(CI-0022試験)
Hb値の投与前平均値(スクリーニング時およびベースライン時の2つのHbの平均値)から6週後までの平均変化量の群間差*は、バフセオ150mg群、300mg群、600mg群でそれぞれ1.19g/dL、1.56g/dL、1.89g/dLであり、いずれもプラセボ群に対して統計学的に有意なHb値の上昇を認めました[それぞれp=0.0004、p<0.0001、p<0.0001、p値:vs.プラセボ群、ANCOVA(共変量:投与群および投与前平均Hb値)]2)。
*群間差(バフセオ群-プラセボ群):最小二乗平均値
※バフセオの用法及び用量は以下の通りです。
6. 用法及び用量
通常、成人にはバダデュスタットとして、1回300mgを開始用量とし、1日1回経口投与する。以後は、患者の状態に応じて投与量を適宜増減するが、最高用量は1日1回600mgまでとする。
参考資料: |
1) |
保存期慢性腎臓病患者を対象とした第Ⅱ相試験:用量設定試験(社内資料) |
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2) |
血液透析患者を対象とした第Ⅱ相試験:用量設定試験(社内資料) |
[管理番号:16011]
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[ 2024年9月 更新 ]
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