Q.バフセオの薬物動態に影響を及ぼす薬剤は?
A.
バフセオの薬物動態に影響を及ぼす薬剤について、電子化された添付文書には、以下の記載があります。
10. 相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
薬剤名等 | 臨床症状 | 機序・危険因子 |
多価陽イオンを含有する経口薬剤(カルシウム、鉄、マグネシウム、アルミニウム等を含む製剤) | 本剤と併用した場合、本剤の作用が減弱するおそれがあるため、併用する場合は、本剤の服用前後2時間以上あけて投与すること。 | 本剤を鉄含有剤と同時投与したところ、本剤のCmax及びAUC0-∞が低下した。本剤とこれらの薬剤がキレートを形成し、本剤の吸収を抑制すると考えられている。 |
プロベネシド | 本剤と併用した場合、本剤の作用が増強するおそれがあるため、併用する場合は、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察すること。 | 本剤をプロベネシドと併用したところ、本剤の未変化体及び代謝物O-グルクロン酸抱合体のAUC0-∞が上昇した。プロベネシドのOAT1及びOAT3阻害作用により、本剤の血漿中濃度が上昇する。 |
[管理番号:15988]
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[ 2024年9月 更新 ]
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