バフセオQ&A

Q.腎機能障害患者・血液透析患者におけるバフセオの体内動態は?

A.
保存期慢性腎臓病患者および血液透析患者に、バダデュスタットをそれぞれ500mgおよび450mg単回経口投与したときの血漿中未変化体の薬物動態パラメータ(投与量を600mgに換算)は、以下の通りでした(外国人データ)1)
 
  Cmax
(μg/mL)
AUC0→∞
(μg・h/mL)
t1/2
(h)
保存期ステージ3
(n=10)
53.7 684 7.1
保存期ステージ4
(n=12)
51.8 693 8.5
血液透析 透析前投与
(n=12)
49.6 595 9.1
透析後投与
(n=12)
51.5 527 9.6
平均値、ステージ3:eGFRが30~59mL/min、ステージ4:30mL/min未満でかつ透析治療を開始していない

※バフセオの用法及び用量は以下の通りです。
6. 用法及び用量
通常、成人にはバダデュスタットとして、1回300mgを開始用量とし、1日1回経口投与する。以後は、患者の状態に応じて投与量を適宜増減するが、最高用量は1日1回600mgまでとする。
参考資料: 1) 腎機能障害患者における薬物動態の検討(社内資料)

[管理番号:15939]

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[ 2024年9月 更新 ]

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