A.
バフセオの代謝について、電子化された添付文書には、以下の記載があります。
16.4 代謝
16.4.1 健康成人男性(6例)に[14C]標識バダデュスタット650mgを単回経口投与したとき、血漿中における総放射能(AUC0-∞)の75%をバダデュスタットが占めており、O-グルクロン酸抱合体は約15%であった(外国人のデータ)。
16.4.2 バダデュスタットの主要代謝物であるO-グルクロン酸抱合体の生成には、UDP-グルクロン酸転移酵素(UGT)のUGT1A1、UGT1A7、UGT1A8及びUGT1A9が関与した(in vitro)。
※バフセオの用法及び用量は以下の通りであり、最高用量は1日1回600mgまでです。
6. 用法及び用量
通常、成人にはバダデュスタットとして、1回300mgを開始用量とし、1日1回経口投与する。以後は、患者の状態に応じて投与量を適宜増減するが、最高用量は1日1回600mgまでとする。
<参考>
ヒト組換えPHD2に対する50%阻害濃度(IC50)は、バダデュスタットが11.83nmol/L、バダデュスタットの主要代謝物O-グルクロン酸抱合体が2.31μmol/Lであり、O-グルクロン酸抱合体の薬理活性はバダデュスタットの1/195でした1)。
参考資料: |
1) |
In vitro薬理試験(2020年6月29日承認、CTD2.6.2.2.1) |
[管理番号:15912]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年9月 更新 ]