ユプリズナQ&A

Q.ユプリズナによるInfusion reactionの予防および対処法は?

A.
■予防[1-3]
Infusion reactionのリスクを低減し症状をコントロールするため、ユプリズナ投与の30分~1時間前に抗ヒスタミン薬及び解熱鎮痛剤を経口投与にて、ユプリズナ投与の30分前に副腎皮質ホルモン剤を静脈内投与にて前投与し、患者の状態を十分に観察してください。

[前投与の処方例][2,3]
・副腎皮質ホルモン剤(例:メチルプレドニゾロン*80mg~125mg又は等価)静注、ユプリズナ投与30分前
・抗ヒスタミン薬(例:ジフェンヒドラミン*25mg~50mg又は等価)経口、ユプリズナ投与30分~1時間前
・解熱鎮痛剤(例:アセトアミノフェン*500mg~650mg又は等価)経口、ユプリズナ投与30分~1時間前
* 本邦未承認の効能又は効果

■発現時の対処法[1-3]
投与速度を緩めるか、もしくは中止してください。重篤な症状の場合は直ちに投与を中止し、適切な処置を行ってください。

[視神経脊髄炎スペクトラム障害患者を対象とした第II/III相国際共同試験(試験1155)における管理方法][2]


[IgG4関連疾患患者を対象とした第III相国際共同試験(MITIGATE試験)における管理方法][3]
参考資料: [1] 電子化された添付文書
[2] 適正使用ガイド(視神経脊髄炎スペクトラム障害) 副作用
[3] 適正使用ガイド(IgG4関連疾患) 主な副作用

[管理番号:16184]

※電子添文はこちらよりご覧いただけます

このQ&Aは参考になりましたか?

[ 2025年11月 更新 ]

「製品Q&A」は、医療関係者の皆様からよくご質問頂く事項をとりまとめたものです。
製品の適正使用に関する参考情報であり、すべての事例にあてはまるものではございません。
そのため、本Q&Aの利用に伴って生じた結果につきましては責任を負いかねますのでご了承ください。
その他のお問い合わせは、弊社くすり相談センターまたは担当MRにいただきますようお願いします。

ユプリズナQ&A一覧へ

製品Q&Aへ

くすり相談センターお問い合わせ(受付時間 9時~17時30分 土日・祝日・弊社休日を除く) 0120-753-280 0120-753-280

ID・パスワードを
お忘れの方はこちら