Q.トプシムクリームについて「チューブから出てこない」「無色透明の液が出た」と患者から言われましたが、何故ですか?
A.
高温状態(車内、直射日光下での保管等)にさらされると、トプシムクリームの基剤が分離、固化してチューブから出なくなったり、無色透明の液が出ることがあります。
患者が薬剤を持ち帰り自宅等に保管する際、高温を避け、貯法に従って室温(1~30℃)に保管するようご指導下さい。
(弊社では、夏季取り扱いの注意喚起のための患者向け資材1)を作成しております。)
また、一度変化を起こした製剤の使用は避けて下さい。基剤が分離すると主薬の均一性が損なわれることがあり、一度分離したものは、再固化・再分散しても主薬の分散性が悪化していることがあります。
【トプシムクリームの高温状態での性状変化】2)
41℃、1箇月間の保存で、ブリーディング現象を認めることがあり、45℃では10日間で固化現象が認められました。
[管理番号:16318]
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[ 2024年4月 更新 ]
「製品Q&A」は、医療関係者の皆様からよくご質問頂く事項をとりまとめたものです。
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