A.
テオドールの血中濃度は食事の影響を受けにくいとされています1)。
健康成人15例にテオドール錠100mg×3錠※を単回経口投与したとき、食後および絶食時のCmaxはそれぞれ6.72μg/mLおよび6.23μg/mL、Tmaxはそれぞれ7.27時間および8.27時間、AUC0-∞はそれぞれ123.0μg/mL・hrおよび122.0μg/mL・hrでした2)3)。
電子化された添付文書(電子添文)上、テオドールの服用と食事の間隔に関する規定はありません。
※テオドール錠100mgの用法及び用量について、電子添文には、以下の記載があります。
6. 用法及び用量
〈テオドール錠100mg〉
通常、テオフィリンとして、成人1回200mg(本剤2錠)を、小児1回100~200mg(本剤1~2錠)を、1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。また、気管支喘息については、テオフィリンとして成人1回400mg(本剤4錠)を、1日1回就寝前に経口投与することもできる。
なお、年齢、症状に応じ適宜増減する。
参考資料: |
1) |
山田 安彦 他:治療学/32/7/948~952/1998 |
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2) |
猪爪 信夫 他:臨床薬理/15/1/00037~00038/1984 |
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3) |
Ohmori N, et al.:Int J Clin Pharmacol/24//00148~00152/1986 |
[管理番号:5917]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年11月 更新 ]