A.
高齢者への投与について、電子化された添付文書には、以下の記載があります。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.8 高齢者
副作用の発現に注意し、慎重に投与すること。高齢者では、非高齢者に比べ最高血中濃度の上昇及びAUCの増加が認められたとの報告がある。
●テオドール錠100mg×2錠を12時間ごとに9回連続経口投与した場合の薬物動態パラメータは、65歳以上の健康高齢者(16例)および20~34歳の健康非高齢者(16例)において、それぞれCmaxが10.3±2.3μg/mLおよび8.7±2.2μg/mL、AUC96→108が111.6±24.7μg・h/mLおよび93.1±25.5μg・h/mLであり、健康高齢者では血中濃度が約20%上昇することが認められました1)。
●高齢者を対象とした特定使用成績調査(テオドール錠および顆粒)では、調査症例3,652例中167例(4.57%)に副作用が認められました。
副作用の種類は、悪心・嘔気40件(1.10%)、食欲不振22件(0.60%)、血清尿酸値上昇15件(0.41%)、腹痛14件(0.38%)、動悸14件(0.38%)等でした2)。
参考資料: |
1) |
テオドール錠の高齢者における薬物動態に関わる資料(社内資料) |
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2) |
インタビューフォーム Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 8.副作用 |
[管理番号:15708]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年11月 更新 ]