Q.腎機能障害患者・透析患者へのテオドールの投与は？
A.
腎機能障害患者への投与について、電子化された添付文書には、以下の記載があります。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.2 腎機能障害患者
9.2.1 急性腎炎の患者
腎臓に対する負荷を高め、尿蛋白が増加するおそれがある。
弊社にて腎機能障害患者・透析患者にテオドールを投与して安全性や薬物動態等を検討したデータはありません。
＜参考＞
テオフィリンは主として尿中へ排泄され、テオドール錠100mg×2錠（テオフィリンとして200mg）を健康成人に単回経口投与したとき、48時間後までの尿中総排泄率は87%、尿中未変化テオフィリン排泄率は8%でした1)。
| 参考資料： |
1) |
中島 光好 他：薬理と治療／9／1／00017～00025／1981 |
［管理番号：11554］
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年11月 更新 ]
「製品Ｑ＆Ａ」は、医療関係者の皆様からよくご質問頂く事項をとりまとめたものです。
製品の適正使用に関する参考情報であり、すべての事例にあてはまるものではございません。
そのため、本Ｑ＆Ａの利用に伴って生じた結果につきましては責任を負いかねますのでご了承ください。
その他のお問い合わせは、弊社くすり相談センターまたは担当MRにいただきますようお願いします。
