Q.テオドールの血中濃度と臨床効果および副作用との関係は?
A.
テオフィリンの有効安全域は狭く、薬物相互作用等でも血中濃度が変動します1)。また、副作用の発現はテオフィリン血中濃度の上昇に起因する場合が多いことから、血中濃度のモニタリングを適切に行い、患者個々人に適した投与計画を設定することが望ましいとされており2)、目安として、成人では5~15μg/mLで管理することが推奨されています1)。
テオフィリンの血中濃度が20μg/mL以上になると中毒症状が発現しやすいといわれています3)。
参考資料: |
1) |
佐野 安季子 他:臨牀と研究/93/2/00149~00155/2016 |
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2) |
電子化された添付文書 |
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3) |
洞井由紀夫 他:PHARM MED/6/10/00055~00061/1988 |
[管理番号:11549]
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[ 2024年11月 更新 ]
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