A.
タリオンは、通年性鼻アレルギーの鼻閉に対して、62.2%の改善率が認められています(10mg×2回/日、4週間)1)-3)。
アレルギー性鼻炎による鼻閉のメカニズムとして、ヒスタミンによる即時相反応と、サイトカイン(インターロイキン-5:IL-5)等の刺激による好酸球浸潤による遅発相反応があります4)。
タリオンは、基礎研究において、ヒスタミンH1受容体拮抗作用5)-7)のほかに、アレルギー性炎症における好酸球の浸潤抑制作用8)9)や、IL-5産生抑制作用10)が報告されています。
参考資料: |
1) |
馬場 駿吉 他:臨床医薬/13/5/1217~1235/1997 |
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2) |
馬場 駿吉 他:臨床医薬/13/5/1259~1286/1997 |
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3) |
馬場 駿吉 他:臨床医薬/13/5/1307~1335/1997 |
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4) |
奥田 稔:鼻アレルギー 基礎と臨床(1999年)p.75~83 |
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5) |
谷藤 直子 他:日本薬理学雑誌/110/00019~00029/1997 |
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6) |
本田 浩子 他:薬理と治療/25/4/00879~00888/1997 |
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7) |
松原 茂樹 他:薬理と治療/25/4/00895~00900/1997 |
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8) |
Sakai A, et al.:Arzneim.-Forsch./Drug Res./47/8/00954~00958/1997 |
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9) |
Ueno M, et al.:Pharmacology/57/4/00206~00214/1998 |
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10) |
Kaminuma O, et al.:Biol Pharm Bull/21/4/00411~00413/1998 |
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[ 2024年1月 更新 ]