Q.タリオンの作用機序は?
                  
                    
                      A.
                      タリオンは、選択的ヒスタミンH1受容体拮抗剤1)で、その機序は血管透過性亢進及び平滑筋収縮に関与するヒスタミンに対する拮抗作用2)3)、ならびに好酸球機能の活性化に関与するインターロイキン-5の産生抑制作用と考えられています4)。
アレルギー性鼻炎及び慢性蕁麻疹などで主なアレルギー反応として考えられているⅠ型アレルギー反応の抑制作用と、アレルギー性炎症において特有に認められる炎症部位への好酸球浸潤の抑制作用をあわせ持ちます5)。
                     
                    
                      
                        
                            
                            | 参考資料: | 1) | Kato M, et al.:Arzneimittelforschung/47/10/01116~01124/1997 | 
                            
                            |  | 2) | 谷藤 直子 他:日本薬理学雑誌/110/00019~00029/1997 | 
                            
                            |  | 3) | 本田 浩子 他:薬理と治療/25/4/00879~00888/1997 | 
                            
                            |  | 4) | Kaminuma O, et al.:Biol. Pharm. Bull./21/4/00411~00413/1998 | 
                            
                            |  | 5) | インタビューフォーム Ⅵ.薬効薬理に関する項目 2.薬理作用 | 
                          
                      
                     
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                    [ 2025年6月 更新 ]
                   
                  
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