A.
授乳婦への投与について、電子化された添付文書には、以下の記載があります。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続または中止を検討すること。動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが認められている。
【乳汁への移行性】1)
分娩後7日の授乳ラットに14C-イミダプリル1mg/kgを経口投与したとき、放射能濃度は血中で投与2時間後(0.15μg eq./g)、乳汁中で投与4時間後(0.05μg eq./g)に、それぞれピークとなりました。放射能濃度のAUC0-24hrは血中で1.12μg eq.・hr/g、乳汁中で0.72μg eq.・hr/gでした。
授乳婦に投与したときの母乳への移行性や有効性・安全性について、弊社で検討した臨床データはありません。
参考資料: |
1) |
Endo M, et al.:ARZNEIMITTEL-FORSCHUNG/DRUG RESEARCH/42/4/00483~00489/1992 |
[管理番号:7020]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます