A.
B型肝炎ウイルス感染者(キャリア及び既往感染者)に対してステラーラ®のような免疫を抑制する治療を行う場合、B型肝炎ウイルスの再活性化によるB型肝炎を発症する可能性が考慮されます。そのため、免疫を抑制する薬剤の使用に際しては日本肝臓学会の「B型肝炎治療ガイドライン」に基づいたスクリーニングが必要であり、ウイルス保有患者については同ガイドラインに準じた医療的対応が必要とされます[1,2]。
参考資料: |
[1] |
厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患政策研究事業「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」:潰瘍性大腸炎・クローン病診断基準・治療指針 令和6年度 改訂版 p.3 |
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[2] |
日本肝臓学会:B型肝炎治療ガイドライン(第4版)2022年6月 【資料3】免疫抑制・化学療法により発症するB型肝炎対策ガイドライン
https://www.jsh.or.jp/medical/guidelines/jsh_guidlines/hepatitis_b |
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[ 2025年7月 更新 ]