A.
電子化された添付文書上は特に注意喚起されていません。
腎機能障害患者・透析患者を対象としたステラーラ®の体内動態試験は実施されていません。また、透析性を検討した報告はありません。
一般的に分子量が大きいと透析性は低いとされています[1]。ウステキヌマブの分子量は148,079~149,690 [2]と大きいため、透析性は低いと考えられます[3]。
また、生物学的製剤の代謝の大部分は網内系の細胞内に取り込まれて分解され代謝されると考えられ、理論上は腎機能障害を考慮する必要がないと考えられています[3,4]。
参考資料: |
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平田 純生 他:TDM研究/14/4/00277~00287/1997 |
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電子化された添付文書 |
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[3] |
諏訪部 達也 他:リウマチ科/51/3/00295~00301/2014 |
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[4] |
秋山 雄次:日本臨床免疫学会会誌/34/6/00485~00492/2011 |
[管理番号:17074]
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[ 2025年7月 更新 ]