Q.シンポニー®は自己注射できますか? 自己注射を行う際に必要な手続きはありますか?
A.
関節リウマチ、潰瘍性大腸炎のいずれの適応疾患においても、シンポニー
®は自己投与が可能です。
皮下注シリンジ・オートインジェクターともに自己投与の際に特別な手続きはありませんが、以下の注意事項を踏まえて実施して下さい
1)。
・初回投与時に自己注射する場合は、医療施設において、医師の直接の監督のもとで行って下さい。2回目以降は、医師により適用が妥当と判断された患者に限り、在宅などの医療機関外での自己投与も可能です。
・自己投与の適用については、医師がその妥当性を慎重に検討し、十分な教育訓練を実施した後、シンポニー
®投与による危険性と対処法について患者が理解し、患者自ら確実に投与できることを確認した上で、医師の管理指導の下で実施して下さい
※1。
・自己投与の適用後、感染症等のシンポニー
®による副作用が疑われる場合や自己投与の継続が困難な状況となる可能性がある場合には、直ちに自己投与を中止させ、医師の管理下で慎重に観察するなど適切な処置を行って下さい。また、シンポニー
®投与後に副作用の発現が疑われる場合は、医療施設へ連絡するよう患者に指導して下さい。
・使用済みの注射器を再使用しないように患者に注意を促し、すべての器具の安全な廃棄方法に関する指導を行うと同時に、使用済みの注射器を廃棄する容器
※2を提供して下さい。
※1:医療関係者向け情報サイト(Medical View Point)に自己注射患者指導用の資材・動画を掲載しておりますので、ご活用下さい。
https://medical.mt-pharma.co.jp/articles/smp-mt/index.shtml※2:皮下注シリンジ用の廃棄ボックス(6本収納可能)、オートインジェクター用の廃棄袋(2本収納可能)を医療機関へご提供しています。弊社担当MRまたはくすり相談センターへご依頼下さい。
[管理番号:16882]
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[ 2024年9月 更新 ]
「製品Q&A」は、医療関係者の皆様からよくご質問頂く事項をとりまとめたものです。
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