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関節リウマチ、潰瘍性大腸炎ともに、シンポニー®と他の生物学的製剤の切替えについて確立された方法はありません。
個々の患者の安全性等をご考慮の上、医師の判断に基づいて慎重に切り替えて下さい。
切り替える際には、シンポニー®と他の生物学的製剤の併用を避けて頂きますようお願いいたします。
また、他の生物学的製剤からシンポニー®へ切り替える場合も、生物学的製剤未治療の場合と同様、承認された用法及び用量の通りにシンポニー®を導入して下さい。
※電子化された添付文書
6. 用法及び用量
〈関節リウマチ〉
6.1 メトトレキサートを併用する場合
通常、成人にはゴリムマブ(遺伝子組換え)として50mgを4週に1回、皮下注射する。なお、患者の状態に応じて1回100mgを使用することができる。
6.2 メトトレキサートを併用しない場合
通常、成人にはゴリムマブ(遺伝子組換え)として100mgを4週に1回、皮下注射する。
〈潰瘍性大腸炎〉
6.3 通常、成人にはゴリムマブ(遺伝子組換え)として初回投与時に200mg、初回投与2週後に100mgを皮下注射する。初回投与6週目以降は100mgを4週に1回、皮下注射する。
7. 用法及び用量に関連する注意
〈関節リウマチ〉
7.2 本剤3~4回投与後に治療反応が得られない場合は、治療継続の可否も含め、治療計画を再考すること。
7.6 本剤とアバタセプト(遺伝子組換え)の併用は行わないこと。海外で実施したプラセボを対照とした臨床試験において、抗TNF製剤とアバタセプト(遺伝子組換え)の併用療法を受けた患者では併用による効果の増強は示されておらず、感染症及び重篤な感染症の発現率が抗TNF製剤のみによる治療を受けた患者での発現率と比べて高かった。また、本剤と他の生物製剤の併用について安全性及び有効性は確立していないので併用を避けること。
〈潰瘍性大腸炎〉
7.7 本剤の投与開始後、14週目の投与までに治療反応が得られない場合、本剤の継続の可否も含め、治療法を再考すること。
キーワード:スイッチ
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[ 2024年9月 更新 ]