A.
電子化された添付文書には、以下の記載があります。
9.特定の背景を有する患者に関する注意
9.3 肝機能障害患者
症状を悪化させるおそれがある。
リーゼは肝臓で代謝されて尿中に排泄されるため、肝障害のある患者では薬物の排泄が遅延する可能性があります1)。
弊社にて肝障害患者にリーゼを投与して薬物動態等を検討したデータはありません。
CYP450等の代謝酵素に関して弊社で検討したデータはありませんが2)、リーゼのP450分子種はCYP3A4が主で、他にCYP2B6、CYP2C18、CYP2C19が関与しているとの報告があります3)。
代謝物は薬理活性を有しますが、その中枢作用はクロチアゼパムに比べれば弱いものでした2)。
参考資料: |
1) |
インタビューフォーム Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 5.慎重投与内容とその理由 |
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2) |
インタビューフォーム Ⅶ.薬物動態に関する項目 5.代謝 |
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3) |
Niwa T.et al.:BIOL PHARM BULL/28/9/01711~01716/2005 |
[管理番号:16380]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年5月 更新 ]