A.
点滴速度の調整方法について推奨しているものはありません。
原則、2時間以上かけて緩徐に投与しますが、初回、2週後、6週後の投与の際にInfusion reaction(投与時反応)がなければ、4回目の投与から点滴時間の短縮が可能です。ただし、平均点滴速度は1時間当たり5mg/kgを投与する速度を超えないようにしてください。
電子化された添付文書には、以下の記載があります。
14.適用上の注意
14.2 薬剤投与時の注意
14.2.2 投与経路及び投与速度
本剤は独立したラインにて投与するものとし、他の注射剤、輸液等と混合しないこと(ブドウ糖注射液等の汎用される注射液でも配合変化が確認されているため)。また、原則、2時間以上をかけて緩徐に点滴静注すること。
なお、6週の投与以後、それまでの投与でinfusion reactionが認められなければ、点滴速度を上げて点滴時間を短縮することができる。ただし、平均点滴速度は1時間当たり5mg/kgを投与する速度を超えないこと(臨床試験において投与経験がない)。
また、点滴時間を短縮した際にinfusion reactionが認められた場合には、次回以降の投与では、点滴時間を短縮せずに投与すること。
[管理番号:9787]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年10月 更新 ]