A.
川崎病の急性期においてレミケード投与の対象となるのは、過去の治療において、免疫グロブリン療法等を行っても、疾患に起因する明らかな臨床症状が残る患者です1)。
また、投与できる医師の条件は、レミケードのリスクを熟知し、副作用への対処が適切にできるようにレミケードの適正使用情報をe-learning※により理解した、小児科専門医です2)。
投与できる施設の条件は、患者が退院後に他院で経過観察される場合にも連携しながら十分な経過観察ができる施設、急速に発症する可能性のある副作用に迅速に対応できる施設で、かつ呼吸器内科専門医、放射線科専門医、感染症専門医などと連携した対応が十分可能な施設とされています2)。
※e-learningは、田辺三菱製薬の医療関係者向け情報サイト(Medical View Point)から受講できます(要会員登録)3)。
参考資料: |
1) |
電子化された添付文書 |
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2) |
日本小児リウマチ学会 他:既存治療で効果不十分な急性期川崎病に対するインフリキシマブの薬事承認と使用の手引き(2016年) |
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3) |
田辺三菱製薬 医療関係者向け情報サイト(Medical View Point) レミケード(川崎病)e-learning system
https://medical.mt-pharma.co.jp/articles/rec-kd-e-learning/ |
[管理番号:11642]
※電子添文はこちらよりご覧いただけます
[ 2024年10月 更新 ]